来院の目安:首を動かすとカクカク引っかかる感じがする、首から肩にかけて凝る感じで痛い、上下・左右どちらかに、首を向けづらい、ストレートネックと診断されたことがある、首がいたくなり手足がしびれる、のどが痛い、飲み込みがわるい。
頚椎の障害:横に向けた長時間仕事、テレビを斜めで見たり腕の使い過ぎにより首が変位します。頸椎は7つの骨で出来ています。首のつけ根は骨格、筋肉、神経、リンパなどが集まる所です。筋拘縮・神経圧迫なども関係しています。
頸椎がゆがむ原因:首が悪い人は仙骨にゆがみがあります。この仙骨の左右差は骨盤の歪みを作り、上半身へと歪みを波及させ、ついには首に障害をもたらします。頸椎がねじれると顎関節や頭蓋骨もねじれが入りやすくなります。女性の場合、出産により骨盤に歪みが生したまま腰痛から首に痛みが出ることもあります。
症状の種類
変形性頚椎症・頚椎椎間板ヘルニア:椎間板にはゼリー状の物質が詰まりクッションの役割をしています。クッションが弱くなると、頚椎に強い力がかかって変形を起こしやすくなります。 その結果、神経や脊髄を圧迫すると感覚異常が出て手が動きにくい、手や指のしびれなどがでます。
寝違い:首が痛い、動かない、回らないなど、痛みが激しくても2~3日で痛みが消えてきます。(首、肩、肋骨、顎)など関係します。
その他:咳が出やすい、食べ物が飲み込みずらい、のどの違和感、大きな声がでないなどは、首周りの筋肉(胸鎖乳突筋、斜角筋、肩甲挙筋)などの筋肉が緊張していることもあります。
※頸椎症、改善の整体:背骨(後頭骨~仙骨)をまっすぐにして、頭蓋骨にある側頭骨を調整し頸椎のゆがみを揃えていきます。首だけをとらえるのではなく、回りの骨格を整えていきます。首痛をそのままにしておくと、頭蓋骨のゆがみ、頭痛や腰痛などの原因にもなります。